ネットの情報とプロの情報の違い

目次

この記事で扱う不安

お金のことを調べるほど、
ネットやAIの情報だけで十分なのか、わざわざプロに聞く意味があるのか分からなくなる
という迷いを整理します。


結論

ネットの情報とプロの情報の違いは、
正しさではなく、判断の重さを誰が引き受けるかです。

どちらが優れているかではなく、
どの段階で使うかが重要になります。

なぜ情報が増えるほど判断が止まるのか

① 今の「ネット情報」の正体はAIの一般論

今、ネットで調べると出てくる情報の多くは、
AIが集約した「もっともらしい一般論」です。

AIが教えてくれるのは、
誰にでも当てはまる平均点です。

しかし、
3人目の子ども、住宅ローンの残債、
配偶者の考え方や将来の不安。
こうした一点物の現実に、
一般論をそのまま当てはめるのは無理があります。

② 情報収集と判断は、重さがまったく違う

情報を集めることは「作業」です。
一方で、判断することは「重労働」です。

1,000円の買い物なら、
ネットの評判だけで決められます。

しかし、
数千万円の住宅ローンや、
10年先の教育費の配分を
「たぶんこれでいい」という検索結果だけで
決めるのは、あまりに荷が重すぎます。

ネットやAIの情報が得意なこと

ネットやAIは、
次のような場面で力を発揮します。

  • 制度や仕組みを知る
  • 選択肢の存在を把握する
  • 用語や基本知識を理解する

「何も知らない状態」から
「考え始められる状態」へ進むための
土台作りには十分です。

ネットやAIの情報が苦手なこと

一方で、次のことは苦手です。

  • 家庭ごとの優先順位を決める
  • 複数の要素を同時に整理する
  • 「何を今は無視していいか」を決める

判断が重たくなるほど、
一人で抱える負担は大きくなります。

プロの情報が持つ本当の役割

プロの情報は、
新しい知識を教えるためのものではありません。

散らかったパズルのピース
(現在の家計や不安)を、
あなたの人生の設計図に合わせて
正しく並べ直す役割です。

並び順が変わるだけで、
次に何をすべきかが
驚くほど明確になります。

具体例で考える違い

住宅ローンの金利タイプや
教育費の目安額そのものは、
ネットで十分調べられます。

ただ、
それらを同時に考えたときに
「今、どれを優先すべきか」を
一人で決め続けるのは、大きな負担です。

この負担をどう扱うかが、
ネットとプロを使い分ける分かれ目になります。

情報の使い分けの考え方

  • 知識を集める → ネット・AI
  • 判断の重さを整理する → 外に出す

この役割分担を意識すると、
情報に振り回されにくくなります。


■ 向いている人・向いていない人

向いている人

  • 情報は十分集めたが決められない
  • 一般論では判断できない状況にある
  • 判断の重さに疲れている

向いていない人

  • 答えだけを短時間で知りたい
  • 判断のプロセスを省きたい

次にやること

ネットとプロの役割が整理できたら、
次は相談する前に決めておくべき前提を整理します。

相談前に決めておくべき3つのこと(#31)



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