目次
この記事で扱う不安
お金の相談をしようと思ったものの、
「話を聞くうちに、相手のペースに飲み込まれそう」
「結局、言われた通りにするしかなくなりそう」
そんな不安を整理します。
結論
相談で後悔しないために必要なのは、
知識や資料ではありません。
事前に3つだけ、自分の中で決めておくこと。
それだけで、相談の主導権は手放さずに済みます。
なぜ準備なしの相談は危険なのか
お金の相談で起きる最大の問題は、
騙されることではありません。
納得感のないまま、
「正解っぽい選択」をしてしまうこと。
プロの説明は、どれも筋が通っています。
それは彼らが「情報の並べ方」のプロだからです。
準備なしで挑むと、
地図を持たずに森へ入るようなものです。
迷うのは、能力不足ではなく準備不足です。
決めること①
主導権を、どちらが握るか
最初に決めるのは、
判断のハンドルを誰が握るのかです。
- 最終判断は必ず自分がする
- 整理と選択肢提示までを任せる
- 考え方だけを確認したい
この線引きがないと、
相談はいつの間にか「受け身の営業」になります。
決めること②
今日の「ゴールテープ」をどこに置くか
相談で決めたいことは、
一度に1つか2つで十分です。
- 今、保険を見直すべきか
- 貯蓄配分の考え方は合っているか
- 今日は決めず、判断材料を集めるだけか
ゴールが決まっていない相談は、
話が広がるだけで、何も決まりません。
決めること③
「今日は決めない」を許可しておく
その場で決めない選択は、
逃げではありません。
戦略的撤退です。
「一度、妻と話します」
この一言を、お守りとして持っておく。
決断を急がせない相手こそ、
信頼に値するプロです。
即断を迫られない勇気が、家庭を守ります。
3つ決めておくと何が変わるか
この3つが決まっているだけで、
- 提案を冷静に聞ける
- 不要な話を切り上げられる
- 判断に納得感を持てる
相談は、
「言われる場」ではなく
考えるための場に変わります。
■ 相談は、判断を奪うものではない
相談は、
あなたの代わりに決める行為ではありません。
判断の重さを、
一時的に分担する行為です。
主導権を持ったまま使えば、
相談は非常に強力な道具になります。
次に考えること
準備が整っても、
人は「失敗を恐れて動けなくなる」ことがあります。
次は、
動かないことで失っているもの
を整理します。
→ お金の判断を先送りするコスト(#32)
