夫婦でお金の話をするときの前提条件

目次

この記事で扱う不安

お金の話をしようとすると、
なぜか空気が重くなり、
最後まで話が進まない
という不安を整理します。

結論を先に言うと

夫婦でお金の話がうまくいかないのは、
話し方や性格の問題ではありません。

多くの場合、
話し合いが成立する前提条件が揃っていない
まま話し始めていることが原因です。

なぜ夫婦でお金の話は難しくなるのか

① 見ている「時間軸」がズレている

こちらは、
10年後の教育費や老後資金を見ている。

一方で、
相手は今月の生活費や日々の余裕を守っている。

同じ「お金」という言葉を使いながら、
見ている未来が違えば、
話が噛み合わないのは自然です。

② 「正論」という名の凶器を持ち込んでいる

家計の話に、
数字やロジックという正論を持ち込むと、
会話は簡単に壊れます。

正しさで相手を納得させるつもりが、
気づかないうちに
相手を追い詰め、降参させている
ことがあります。

その対話の先に、
納得感のある未来は残りません。

③ 空気が重くなる「情景」

子どもが寝静まった後のリビング。
意を決して切り出したのに、
返ってくるのは溜息と沈黙。

この重苦しさの正体は、
金銭感覚の違いではなく、
お互いが守ろうとしているものの違いです。

話し合いの前に揃えておきたい前提条件

① 今日は「決める場」なのか

今日は結論を出すのか。
それとも整理するだけなのか。

これを決めずに話し始めると、
疲弊します。

② 説得しないと決める

夫婦のお金の話は、
裁判ではありません。

相手を説得する場ではなく、
不安を並べる場です。

③ 今日は決めなくていい、と許す

話した結果、
何も決まらなくても問題ありません。

話せたこと自体が、
次の判断材料になります。

夫婦だけで抱え込むリスク

前提が揃っていないまま、
外部に相談すると、

  • どちらかが納得できない
  • 持ち帰りで止まる
  • 結局、何も変わらない

という結果になりがちです。

第三者は「代役」ではなく「翻訳者」

二人だけで解決できないのは、
能力不足ではありません。

共通の言語がないだけです。

第三者は、
どちらかの味方になる存在ではなく、
考え方を翻訳するフィルターとして使います。

次にやること

夫婦間の前提を整理した上で、
外部の相談先の違いを確認します。

FP・銀行・保険窓口の違い(#34)

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