目次
この記事で扱う不安
FP相談を受けている最中に、
「何か違う」「腑に落ちない」
と感じたとき、どう判断すべきかを整理します。
結論を先に言うと
FP相談で感じる違和感は、
無視してはいけません。
それは気分や直感ではなく、
あなたの脳が、言葉にできない矛盾を検知した結果です。
なぜ違和感が生まれるのか
① 説明が正しすぎて引っかかる
話が論理的で、
数字もきれいに揃っている。
それでも生まれる生理的な引っかかりは、
その説明に「あなたの体温」が通っていないサインです。
数字の正解が、
あなたの家庭の幸せと一致しているとは限りません。
② 判断の順番が飛ばされている
- 目的が曖昧なまま
- 前提の共有が浅いまま
具体策だけが先に進むと、
人は無意識にブレーキを踏みます。
違和感は、
「まだその段階じゃない」という警告です。
③ 気持ちが置いていかれている
納得はしているはずなのに、
気持ちが軽くならない。
それは、
判断が感情を追い越している状態です。
その違和感は、家族を守る「ブレーキ」
違和感を無視して進むことは、
霧の中でアクセルを踏むようなものです。
納得できないまま決めてしまうと、
後からの後悔は、
お金以上に心を削ります。
その場で使える3つの判断軸
① 質問しても整理が進まない
質問をしても、
話が特定の商品や結論に戻る。
それは、
相談ではなく営業の流れです。
② 決断を「今」に閉じ込めようとしていないか
「一度持ち帰りたい」と伝えたとき、
空気が重くなる。
この瞬間、
相手はあなたの伴走者ではなく、
売り子に変わっています。
即決を求める理由は、
100%相手の都合です。
③ 不安が軽くならない
相談後に、
スッキリするどころか、
迷いが増えている。
その状態で決める必要はありません。
違和感を感じたときの正解行動
- 今日は決めない
- 一度、判断を止める
- 別の視点を入れる
これらは逃げではなく、
主導権を取り戻す行動です。
違和感=相性が悪い、ではない
違和感は、
相手を否定するサインではありません。
- 今は判断フェーズが違う
- 整理がまだ足りない
そういうケースも多くあります。
次に考えること
違和感を感じた今、
判断を止めるべきか、進むべきか。
その見極め方を整理します。
→ 今、判断を止めるべきか・進むべきかの見極め方(#37)
