みてねみまもりGPSは便利なサービスですが、
すべての家庭に向いているとは限りません。
実際に検討・使用してみて感じたのは、
「合う家庭」と「合わない家庭」の判断基準がはっきり分かれるということでした。
この記事では、使ってみた立場から
「向かないと感じやすいケース」を整理します。
みてねみまもりGPSは「どんな家庭向け」か
みてねみまもりGPSは、「とにかく精度が完璧でないと不安」という家庭よりも、
一時的な位置ズレや通知の誤差が起こることを理解したうえで、日常の見守りに使える家庭に向いていると感じています。
実際に使ってみると、常に細かい位置まで正確というよりも、
- 登下校の動きが把握できる
- いつもと違う行動に気づける
- 何かあったときに「確認する手段がある」
こういった役割を安定して果たしてくれます。
みてねみまもりGPSが向かないと感じたケース
そもそもGPSが必要ない生活スタイルの家庭
子どもがまだ一人で登下校したり、単独で外出する機会がない家庭では、
そもそもGPSの必要性を感じにくいと思います。
常に保護者と一緒に行動している時期であれば、
GPSのメリットを実感できる場面自体が少なく、
「持たせてはいるけれど、使っていない」状態になりがちです。
この段階では、無理に導入する必要はなく、
行動範囲が広がってから検討する方が自然だと感じます。
GPSに「完璧な位置精度」を求めている家庭
これははっきり言えます。
「GPS=常に正確で、誤差が一切ないもの」
と考えている家庭には向きません。
私自身、購入直後は

「これ、本当に大丈夫かな?」



「解約した方がいいかな」
と考えたこともあります。
ただ、しばらく使っていく中で、
- 突発的なズレや通知エラーは起こり得る
- それでも普段の利用価値は十分高い
と理解できてからは、
多少のズレがあっても許容できるようになりました。
この「許容できるかどうか」が、
向き・不向きを分けるポイントだと思います。
月額費用に強い抵抗がある家庭
料金については、
「高い」と強く感じたことは正直あまりありません。
ただし、
- GPSのみ → トークありへ変更
- 月額が700円台になったとき
このタイミングでは、



「月700円は少し高いかな?」
と感じたのも事実です。
ただ、冷静に考えると、
- 1日あたりに換算すると数十円
その金額で、
- 登下校の把握
- 現在地の確認
- いざという時の安心
が得られるなら、
十分役割を果たしていると感じています。
それでも検討するなら知っておくべき注意点
みてねみまもりGPSを検討するなら、
あらかじめ知っておいた方がいい注意点があります。
特に多いのが、
- 学校にいる時間帯でも一時的に位置がズレることがある
- 通知が重複して届くことがある
- 環境によっては「移動した」と表示されることがある
こうした点を知らずに使い始めると、
「不具合なのでは?」と不安になるかもしれません。
実際の挙動や、よくあるケースについては、
別記事で詳しく整理しています。
- ▶ 位置ズレが起きたときの実例と考え方
実際に起きた位置ズレの例や、どの程度まで気にしなくていいのかは、こちらの記事で整理しています。
- ▶ トークあり・なしの使い分け
月額費用については、トークあり・なしでどう違うのかを比較した記事も参考になります。
事前に把握しておくだけで、
使い始めのストレスはかなり減ると思います。
他の選択肢を考えた方がいいケース
すでにスマホを持っている家庭
他社GPSは一度考えましたし、
レビューもかなり読みました。
また、長女はスマホも持っています。
ただし実際の使い分けは、
- 学校の登下校 → GPS
- 遊びに行くとき → スマホ
- 状況によっては GPS+スマホ
という形に落ち着いています。
理由は単純で、
- 学校にスマホを持ち込むには許可や手続きが必要
- GPSは「現在地を見る」ことに特化していて楽
- スマホは文字でやり取りできて便利だが、位置確認は少し手間
という違いがあるからです。
スマホだけで完結できる家庭であれば、
GPSは不要だと思います。
それでも我が家が「検討候補から外さなかった理由」
最終的な結論として、
- 完璧な精度を求めない
- 多少のズレを理解したうえで使う
- 「安心を買う」感覚で判断する
この考え方ができるなら、
みてねみまもりGPSは十分選択肢になると感じています。
逆に、
- 常に正確でないと不安
- 誤差がある=使えない
- スマホで全部まかなえる
こうした家庭には、
無理におすすめするものではありません。
まとめ:向いているかどうかの判断基準
みてねみまもりGPSは、
「常に正確でないと不安」という人向けのサービスではありません。
一方で、
- 登下校や日常の行動を把握できれば十分
- 多少の位置ズレや通知の誤差は起こり得ると理解できる
- スマホとは役割を分けて使いたい
こうした考え方ができる家庭にとっては、
日常の安心材料として十分機能すると思います。
自分の家庭がどちらに近いかを考えたうえで、
合わないと判断するのも、立派な選択だと感じています。
